
こんにちは。YOUです。
カップ6のカードは、過去の思い出、を示す愛のカードです。過去に経験してきたであろう、親子のような純粋な愛、というのも示すことがあります。
そんなカップ6のカードが逆位置になると、カードの意味が過剰あるいは不足になるので、過去のことに対する未練や執着、または過去からの解放を意味するようになります。
何か過去に関連する事柄や感情が浮かんできて、それが少しネガティブな感情であったり、過去を手放したい気持ちが強いという場合もありますし、過去の関係や思い出から一歩前に進むべきタイミングということを示すメッセージであることもあります。
例えば、長く片想いしていた彼と、両思いになり、晴れて付き合うことになったとします。半年位、とてもとてもラブラブな期間を過ごし、寝ても覚めてもお互いに相手のことを考え、毎日のように連絡をとりあったり会ったり。
でも、ずーっとその関係・感情は続くものではないので、自然と感情は変化していき、だんだん、気持ちは落ち着いてきます。
あるいは、結婚して1年が過ぎ、変わらずとても愛する気持ちはあるし、とても大切な存在であることには変わりない。
だけど、毎日一緒にいるから、結婚する前のような相手に対して会えなくて寂しい気持ちとか、会えている時の最高に幸せな気持ちとか、そういうものは薄れていることにふと気づいたり。
だけど、どちらのケースも、愛が冷めたわけではなく、だけど感情が今までのものとは変わってきている、というようなことがあります。
この2つのケースは、「過去への思い出」に対する微妙な変化を示しています。
彼との付き合いの中で「昔のような情熱やときめきが少し薄れている」という気持ちが反映されているという状態です。でもここでのポイントは、過去の感情からの変化を自覚しているけれど、今もなお「大切な存在」であることには変わらないということ。
過去のラブラブだった期間が良かったことのように一見思えるけれど、これも関係が成熟していく過程であり、情熱や感情が変わったとしても、関係が深まって、より落ち着いた、見返りを求めることのない深い愛情が育ってきている段階かもしれません。
「情熱や感情が変わったとしても、関係が深まって、より落ち着いた深い愛情が育っている状態」を経験したことがなく、情熱や感情が落ち着く前に、別れてしまう経験をしてきた方なら、
このような時に、愛がなくなってしまっていないかと不安になることがあるかもしれません。
でも、愛情は形を変えて成長していくもので、カップ6逆位置は、その「変化を受け入れる」ことの大切さを示してくれています。落ち着いた愛情は、決して「愛が薄れた」とか「なくなった」ということではなくて、むしろ深まった証拠。関係が成熟して、もっと安心できる、心から信頼できる愛に移行しているのです。
不安になった時は、相手がいてくれるからこそ感じる幸せや、どれだけ大切な存在なのかを改めて感じてみるといいかもしれません。きっと「今の愛情の形」を受け入れる助けになってくれると思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください!
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