こんにちは。如月ゆう(YOU)です。
今日はタロットでみている未来っていったい何?というお話です。
恋愛でも仕事でも、占いを利用したいと思う時って、
見えていないものを見たいという思いからですよね。
相手の気持ちだったり、今後どうなるかということだったり、
想像するしかないものに対してのヒントを得たいから、
占いは利用されます。
占いをすると聞かれることを3つあげるとするなら、
相手の気持ち、今後の可能性や時期、そしてどうしたらよいかの対策です。
では、この中の、「今後の可能性や時期」って、いったい何をみているのだと思いますか?
占いのお仕事をはじめた当初、
今後どうなりますか、いつ頃ですか、という相談が多いことに驚きと戸惑いを覚えました。
「あくまでも可能性としての未来」、という受け止めをされている方が多い、というか、
占いははずれることもあるもの、という風に受け止めておられる方がほとんどだと思うのですが、
中には、占いを「決まっている未来」をみてもらうもの、というように受け取っておられる方もいらっしゃいました。
そう考えている方は、いつですか、という質問をされる傾向があります。
私からすると、決まっていないよ、今の可能性だよ、いつを聞くよりも、どうしたらよいかを考えていこうよ、という気持ちにとてもなります。
未来は決まっていないのです。
では、未来がきまっていないのだとしたら、タロットでみている未来ってなんだと思いますか?
これは、自分の意識が作り出そうとしている未来、なのです。
例えば、ラーメンを食べたい、と思い立ったとします。
その後どうしますか?
ラーメン屋さんに行くとか、ラーメンの具材を買ってくるとか、冷蔵庫を除いてみるとか、
「ラーメンを食べる」を達成するために、行動しますよね。
でも、意識のどこかで、
「ラーメン作るの面倒くさい」とか、「太るから食べたくない」とか思っていたらどうでしょう。
「ラーメンを食べる」が達成できるか、ちょっと怪しくなってきましたよね。
タロットで見ている未来は、今のあなたの意識の状態で、どうなっていきそうですか?を見ているものなのです。
未来は自分で作る、意識が作るものなのです。
では、人が絡む場合はどうでしょうか。
例えば恋愛の場合、2人で作っていくものですよね。
自分がいくら相手とこれからも一緒にいたいとか、付き合いたいとか思っていたとしても、
相手がそう思っていなかったとしたら、
それを達成するのって難しい、と思いますよね。
この時に考えるポイントは2つあって、
一つは、自分の意識が本当に、相手とお付き合いすることとか、一緒にいたいとか思っていますか?ということです。
頭では、そう思っていても、心の深いところで、人と付き合うのが怖いとか、またうまくいかないんじゃないかとか思っていないか、
頭で考えていることと、心で思っていることがずれていると、
意識が未来を作るので、うまくいきづらくなります。
頭と心のズレを見つめていく必要があります。
もうひとつは、純粋に、相手の気持ちが同じでない場合。
相手が、あなたと同じ気持ちでない場合です。
このような場合には、頭(顕在意識)→心(潜在意識)のもっと深くにある、
「集合的無意識」に働きかけていく必要があります。
集合的無意識は、相手と繋がっている意識、ですね。
タロットで未来をみて、もし望ましくない未来であっても、
それは決まっていない未来だから、落ち込む必要はないのです。
今、自分の望みが叶う方向に進まないということは、
何か私の頭と心にズレがあるのかもしれないな、
相手との意識の違いがあるんだな、ということを知り、望む未来の一歩を踏み出すためのヒントにしていけたらよいのです。
素敵な未来は今日の積み重ねから。今日も素敵な一日をお過ごしください!
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