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前回から続いて、よりよい鑑定を受ける（する）ための質問のコツと質問の読み替えについて
シェアしたいと思います。
前回は、
・いつ○○になりますか？（次彼とはいつ会えますか？）
・うまくいきますか？（この仕事に転職したらうまくいきますか？）
の質問について話しました。
今日は、
・私は○○すべきですか？（例えば、私は彼女に連絡をすべきですか？）
・～できないのはなぜですか？（例えば、彼と復縁できないのはなぜですか？）
・もし○○だったら、～ですか？（例えば、「彼には他に女性がいますか？いたとしたら彼はその人のことをどう思っていますか？」）
という質問についてです。
これらの質問は何がよくなくて、どう言い換えたらよいのでしょうか。
まず一つ目の
・私は○○すべきですか？（例えば、私は彼女に連絡をすべきですか？）
という質問は、前回のブログで最後の方に書いた理由と似ているのですが、
「～すべきか」を聞くということは、絶対的な答えがあるという前提に立っているということと、自分で決断することを放棄してしまっている、という理由から、
あまりおすすめできない訊き方です。
「～すべきか」と聞くのではなく、「～したらどうだろう」と訊くようにすると、
精度の高い鑑定を受けられますし、その場の安心を得るためだけの鑑定にならず、問題解決のヒントを得ることができます。
続いて、「～できないのはなぜですか」という質問についてです。
この質問をするとき、人は少なからずとても心がネガティブになっていて、前向きな質問をする力さえも残されていない、そんな時が多いように感じます。
鑑定する側は、そのような心情に寄り添い、質問を読み替えていく、思考を変えていけるようなお伝えの仕方をすることが大切だと思っています。
「～できないのはなぜか」という質問をそのまま鑑定する・・例えば、「彼と付き合えないのはなぜか」という質問は、
「彼には他に好きな人がいるから」とか、「彼は今恋愛に関心がないから」とか、「彼はあなたに関心が薄いから」など、鑑定結果もネガティブなものになりやすいです。
もちろん「彼はあなたを好きだけど、自信がなくアプローチができずにいるから」ということもあるでしょうけれど、
ここで大切なのは、「～できない理由」を知ることではなく、「～できるようになるために今自分ができること」を知ることなのだと思うのです。
前回の内容と重なりますが、
「彼とお付き合いできるように、彼に連絡を入れて食事に誘ってみたらどうでしょうか？」という風に、
自分がその行動をすることでどんな影響がありそうか、という視点で質問できるとよりよい未来を選択することに繋がります。
最後に、
・もし○○だったら、～ですか？
という質問についてです。
例えば、「彼に女性がいるか？」を鑑定し、「親しくしている女性はいそうだけれど、お付き合いまでには至っていないようだ」という鑑定結果がでたとします。
その際に、「その女性のことを彼はどう思っていますか？」「その女性と彼は進展しますか？」というふうにさらに質問をするということです。
この質問は、鑑定の精度を著しく下げてしまいます。そして、ネガティブな妄想を繰り広げてしまうことにもつながってしまうんです。
そもそも、「他に女性がいるか」ということの質問は、
女性がいたら諦めるというのであれば現実的に確認できなければ納得できないものですし、
前回お伝えした未来が決まっていないという話と同様に、具体的な現実がカードなどに映し出されるものではありません。
できれば自分自身が何をできるかということにフォーカス出来たらよいですね。
鑑定を受ける際には、鑑定結果を問題や悩みを解消するための考え方や行動に変えていけるような質問ができると、
占いの在り方も、占いを受ける方の人生も変わっていく・・そんな風に思っています。
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お読みいただきありがとうございました！
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