こんにちは！ゆうです。
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聖書に、こんな言葉があります。
「何を食べようかと命のことで思い悩むな。また、何を着ようかと体のことで思い悩むな。命は食べ物以上のもの、体は衣服以上のものだからである。カラスのことを考えてみなさい。種を蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉も持たない。それでも神は養ってくださる。あなたがたは鳥よりもはるかに価値ある者だ。」
ルカによる福音書12章22～24節（新共同訳）
私はこの聖句の中にある、「人が鳥よりも価値ある」という部分は、果たしてそうだろうか・・と少し考えさせられました。でもそれ以上に心に響くのは、「何を食べようか、何を着ようかと思い悩むな、それでも神は養ってくださる」という言葉です。
当時の人々にとっては「日々の糧を得られるかどうか」は現実的な問題です。現代の日本のように「今日はカフェラテにしようか紅茶にしようか」と悩む豊かさはなく、食べ物や衣服が本当に足りるかどうかは心配の中心だったのだと思います。
だけどこの言葉は、明日の生活に不安を感じる人たちへの励ましであると同時に、食べ物や衣類などの物質的なことに心を奪われすぎて、大切なことを見逃さないように・・そんなことも語られているのだと思いました。
豊かだったとしても、貧しかったとしても、どちらだとしても。
「心配しなくていいよ。神様は空の鳥や野の花を養っておられるように、あなたのこともよく考えていてくださっているよ。だからあなたも神様に信頼して大丈夫だよ」というあたたかいメッセージが込められているのだと感じます。
私は今教会へ通うクリスチャンではなく、タロットや占星術などの学びも取り入れながら活動していますが、聖書の中には、私たちがどう生きたらよいか、ということを考える時、愛の言葉がたくさん込められているなぁ、と感じています。
特定の宗教に入ることではなく、信仰（神聖なものを信じ尊ぶこと）があるということは、私たちの心をとても安らかにしてくれる・・そんな風に思っています。
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