こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。
今日はコートカード、ペンタクルのペイジについて書いていきたいと思います。
ペンタクルは、感覚や知覚、物質的なものを表し、
そしてペイジは、何か表れてくる段階、活動の段階を示します。
ペンタクルのカードは皆背景が黄色いです。
背景からも、ペンタクルのカードは、何らかの実りが得られることが示されています。
ペンタクルのペイジは、そっとペンタクルを見つめている様子からも、
スピード感のある感じではなく、コツコツ着実に前進することを表します。
ペンタクルを頭の高さまで持ち上げていることからも、上昇しようとしていることが窺えます。
ペイジのカードの中では、高い実現性を示すカードで、実を結ぶ可能性が示されています。
逆位置で出るなどしている場合は、こういったコツコツ着実に取り組むといったところが不足し、
努力をしなかったり怠惰な状態であることを表したり、
また、素質がないことを表すこともあります。
さて、なぜ今日このカードを取り上げたかと言いますと、
昨日2回もこのカードがでてきたんですね。
ひとつは、占いのとある講座を受講するかどうかについてメッセージを受け取ったらペンタクルのペイジが正位置ででてきたのと、
もう一つは、昨日の一日、ということで一枚引きしたらペンタクルのペイジが逆位置ででてきたのです。
昨日は、この講座を受講するかどうかで、だいぶ考えてしまったんですね。
同じような内容の講座が他にも複数あるので、本命のもの以外にも、どれが良いかと迷ったり、
お金もかかるものなので、受けない方がよいかと思ったり。
受けるか受けないかを決めるのに、自分なりにその講座に関連することについて調べて・・・ということをしていた一日でした。
どんな講座かといいますと、これはインド占星術の講座なのですが・・
なぜにインド占星術?という考えに至ったのかという所を覚書のように記載しておきたいと思います。
私は西洋占星術を先生のもとで今も学び続けていますが、西洋占星術は、春分点を牡羊座の0度とする、「トロピカル方式」というのを採用してるんですね。
一方で、インド占星術は、ある恒星の位置を基準として、牡羊座から魚座までの12星座を割り当てる「サイデリアル方式」を採用しています。
簡単に言うと、インド占星術と西洋占星術では、自分の太陽星座とか月星座が変わってしまう(人が多い)んですね。
私は、根拠がないと、納得できないとダメなタイプで、
それじゃあ、どちらかが当たって、どちらかが外れるってこと?と思い、
私は、西洋占星術を学び続けていいの?という疑問と、インド占星術も学んだ方がよいのでは、という思いが少し前からでてきていたんです。
それで自分なりにその疑問を解消すべく、昨日は、
・トロピカル方式とサイデリアル方式はどちらが正しいというのがあるのか
・インド占星術と西洋占星術はどちらが当たるのか
(どちらも当たるのはわかってるのですが、どちらも当たる理由を理解したかった)
・インド占星術を学ぶべきか
と言うことについてぐるぐる考えを巡らしておりました。
それで得られた答えは
トロピカル方式(西洋占星術)とサイデリアル方式(インド占星術)はどちらも当たる、ということでした。その理由は、
・トロピカル方式(西洋占星術)とサイデリアル方式(インド占星術)も、方式の採用が先にあり、その後にそれぞれにいろいろ分析がなされた結果が積み重なって今があるから。
・アスペクトは変わらないから。
ということでした。
このことから、今学んでいる西洋占星術は続けることに根拠が得られてほっとしたところでしたが、
インド占星術の講座を学ぶことについて引いたカードはペンタクルペイジの正位置。
これは、受けることで自分の成長や鍛錬に繫がること、学ぶことが良い方向になる可能性が高い事、
前向きな気持ちで取り組めそうであること、学ぶ努力や経験が役に立ちそうであることがわかります。
おそらく、今後西洋占星術の学びを深めるにしても、インド占星術との共通点は多くあることから、今後西洋占星術に絞ったとしても学びは無駄にならないので、納得です。
そして、今日引いたカードがペンタクルペイジの逆位置だったということは・・
ひとつに、昨日の時点でその講座を受講することを決定していないことから、逆位置ででたんだなと感じたことと、
昨日一日、受講すべきかいなかと悩んでいろいろ調べたのは、ある意味講座を受けるにあたって準備不足であることを表しています。
「インド占星術が今後の自分に必要かどうかがわからない」という準備・経験不足です。
そんな訳で、「占星術」を深めていくためにも、インド占星術についても少し学びをしてみて、今の占星術の鑑定に活かしていきたいと考えています。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
個人鑑定、タロットの個人レッスン、随時受付中です。
詳しくはホームページのメニューをご覧ください。https://you-kisaragi.com
参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
*************
この記事へのコメントはありません。