こんにちは!TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。
今日は、「恋人」のカードのお話をしたいと思います。
今日の一日、として昨日引いたこのカード。
保健師としての健康カウンセリングのお仕事を減らし、占いのお仕事をメインにしていきたいと思い、
少し前に占い会社に応募していたんですね。
昨日は採用試験の日で、無事その日のうちに試験通過の連絡をいただきました。
占星術では、「地のグランドトライン」という、天体同士できれいな三角形が形成されていた日でもある昨日は、
なんらかの結果を受け取りやすい日で、Twitterにもそんなことをツイートさせていただいていたのですが、
良い結果を受け取ることができとても嬉しく思っています。
ではでは本題に戻して・・
22枚の大アルカナカードで、6番の番号が振られているのは「恋人たち」のカードです。
略して恋人と呼ばれることも多いですね。
恋人たちの読み方は、英語ではTHE LOVERS(ザ・ラバーズ)です。
恋人たちのカードが恋愛で出ると、両想いになれる!やった、と思う方も多いのかなと思います。
そのような意味合いももちろんありますが、恋人たちのカードからは他にもさまざまなことが読み取れます。
絵柄を見ると、描かれている男女の人物は裸。裸であることから、内面が映し出されていることが読みとれたり、
そして大きく天使も描かれていて、この天使の姿は、人間の精神の崇高な部分を描いていると言われています。
それと同時に遠方に描かれている山が険しいことから、人間が「崇高な精神」に到達するのがとても難しい、ということも語られているようなカードです。
男性性、女性性といった言葉を耳にしたことがあるかと思いますが、
男性性は、感情よりも理性であること、理論的に考えること、客観性が強いことで、
女性性は、理性よりも本能や感情、直感的、雰囲気に敏感である等とされています。
男性なら男性性100%、女性なら女性性100%というような人は存在せず、
皆一人一人男性性、女性性的部分を兼ね備えているので、
今後コートカードにも触れていきますが、
例えばナイトやキングが出たから男性を表し、クイーンが出たから女性を表すとはいえないのですね。
この恋人たちに書かれている男性と女性というのも、一人の人間の中の、顕在意識と潜在意識、本能・直感だったり、男性性の部分、女性性の部分だったりを表しています。
いつも私たちは、そういったところについて、選択しながら生きています。
だからこのカードは、「選択する」ということを表しているカードでもあるのです。
正位置で出ると、心地よいこと、調和していること、楽しい、快楽、選択をすることとして表れ、
逆位置ででると、選択できない=優柔不断であることや、ルーズな関係、一時の快楽等、
恋人たちの意味合いが過不足から裏目にでていることを表します。
そこまでネガティブな意味合いではなくても、一緒にいて楽しいけどちょっとひっかかるとか、そのような時でも逆位置ででることがあります。
昨日の私は、合格をいただいたことで、その会社でお仕事をさせていただくことになるかもしれないという大きな選択をした日でありました。
そして、採用して下さった方が気に入ってくださって、私もその会社に魅力を感じていたわけなので、
相思相愛になった状態、というところでも、恋人のカードであらわされる昨日だったと思います。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
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参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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