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【タロット】大アルカナカード*愚者

こんにちは!TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。

タロットやオラクルカード、西洋占星術、心理学、スピリチュアルの情報配信をしていきますね。

よろしくお願いします。

今日は、タロットの0番、愚者のカードをお話したいと思います。

22枚の大アルカナカードで、番号が振られていない、0番とされているのが愚者のカード。

愚者の読み方は、日本語で愚者、英語でTHE FOOL(ザ・フール)です。

1と聞くと、始まる、スタートというイメージがつくと思いますが、

0番・・というと、そもそも「ない」「ないことがある状態」と想像がつくと思います。

実際の愚者のカードも、「何にもない」、「何も始まっていない」「未知数」

そんな世界観が表現されています。

愚者の絵をじっくり見てみると、緑の素材に花柄の個性的な服を着た青年が

小さな荷物で旅にでている様子が見て取れます。

靴も黄色くて、白い花を持っていて、立っているのは崖っぷち。

でも、本人は全然身の危険を感じている様子はなさそう。

近くにいる犬は下は崖になっていることに気づいていて、

危ないよ!と吠えて教えているようです。

この絵からカードの意味を想像していくと、

自由な状態、これからのことが未知であること、可能性が広がっていることが連想できるでしょうか。

先ほど、犬が吠えて危険を教えている様子と言いましたが、

「動物」はカードの世界では、「本能」を表します。

この犬を、「若者の潜在意識の表れ」とも読むことができるんですね。

だから、この若者は、わかっていないようでいて、危険を心のどこかでわかっている、

そんな風にも解釈できます。

太陽は、普段描かれるときは黄色等色がついて描かれることが多いですが、白く描かれています。

カードの世界で、「白」は「汚れがないこと」「純粋であること」の表れです。

若者が手にしている薔薇も白いので、

若者の心が純粋で、まだ汚れや罪を知らない、そんな状態なのだと知ることが出来ます。

この後の若者がどうなるのか想像してみましょう。

転落する?引き返して冒険へ旅立つ?

もし転落して崖に落ちたのだとしたら…これから出てくる、タロット16番の「塔」の世界が想像できるでしょうか。

でも、愚者は0の無の世界なので、0がなくなったとして、何も目に見えた影響はないかもしれません。

可能性を生かすも生かさないも、可能性に気が付くも気が付かないのも、

その人次第、そんなカードです。

このカードを一言でいうと、無・未知。

カードが正位置で出た場合、逆位置ででた場合の世界観を考えてみましょう。

正位置であれば、カードの意味合いがまっすぐに出てきます。逆位置だと、カードの意味合いが薄れていたり、強調されることに偏りがあるようなイメージですね。

この愚者のカードの場合だと、

正位置だと、希望や可能性とも読めますし、

逆位置になると、得るものがないとか、無計画とかいう表現になることもあります。

相手の気持ちを見た時に、愚者が出た場合だと、

あなたとの未来に素敵な予感を感じていたり、話をしたりデートをしたら楽しそうと思っているとか、

まだ自分の気持ちの中で強く意識はされていないけれどもあなたとの関係の始まりを心の深いところでは予感しているとか。

未来で出た場合でも、まだ始まってないけどワクワクな雰囲気であったり、素敵な始まりの予感を感じさせますね。

逆位置だった場合はその意味が弱まっていたり、偏ってでてきている状態なので、

あえて悪く解釈して!と言われれば、「何も考えてない」とか「何も決まってない」とか「無計画」とかでしょうか。

でも、0な訳で、いかようにもできそうな気がしますね!

どうしたら正位置になっていくかをみていき、

必要に応じて、未来を軌道修正していきましょう。

もちろん正位置であっても、さらに現実的に落とし込んでいくためにどうしたらよいかな?と考えていくことができます。

幸せは未来は今日の積み重ねから。

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素敵な未来は今日の積み重ねから。

一緒に素敵な未来を作っていきましょう!

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