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【タロット基本編】法王・教皇(教える・教わる、ルール、枠、穏やかさ)

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今日は22枚の大アルカナカードで、5番の番号が振られている教皇、法王とも呼ばれるカードについて。

教皇の読み方は、日本語できょうこう(または、ほうおう)、英語でTHE HIEROPHANT(ザ・ハイエロファント)です。

カードの絵柄

法王の絵をじっくり見ると、白が少しと全体が赤い服を身にまとい、3重になっている黄金の冠をかぶり、十字架を手に持っています。

法王の足元には鍵が交差されておいてあって、赤い薔薇の服と水色の花の模様の服をきた2人が法王を求めてきている様子があります。

背景は薄いグレーで、2本の柱は女教皇とは違って灰色です。

?絵柄が示す象徴

背景や柱の灰色というのは、白と黒の間にある色です。「グレーだね」という言葉を使うことがあるように、善悪や正解・不正解がはっきりしない曖昧な状況を表すことがあります。

それは、この現実世界そのものであるとも言えるので、悩みや課題、人生の試練を象徴することもあります。

法王は、そんな悩みや困難を抱える人々に知恵や導きを与える存在である、ということがわかります。

鍵が描かれていることは、この法王が現実世界ではない世界への扉を開くことのできる存在であることが物語られています。

?カードが示すイメージ(状況や心理)

この絵柄から、どんな状況や心の状態がイメージできるかな、ということを考えてみると、

法王という存在からは、正しさや道徳心、許し、信仰心、導きなどが与えられることがイメージできます。ルールとか、倫理観、良心に従うこと、教えることや学ぶことなどもイメージできると思います。

また、皇帝と違うところは、男性性、というよりは、守る、大切にするというイメージから父性が象徴されていることも感じることができます。

?正位置・逆位置を考えてみる

この法王や、2人の人物はどうしているんだろうということを考えてみると、カードの象徴していることをさらに深めることができます。

絵柄のとおり、大切にすべきものを大切にしているということだったり、

2人が従うべきものに従いルールや倫理観、良心にそって行動している状態であることもわかります。

何かを教わっている状態であるとか、法王の立場からすれば、導いている状態であると考えることもできます。

一方で、それが過剰に働くと、ルールややり方の枠組みが形式ばかりになっていて堅苦しい状態になっているとか、世間体を気にしているだけとか、

あるいはルールや倫理観、良心が不足していて偽善であるとか、立場を利用しているということが示されることもあります。

?リーディングのヒント

相手の気持ちを見た時に、法王が出た場合だと、あなたのことを大切にしようという気持ちでいることや、守ろうという気持ちを感じることができます。

また、アドバイスとして法王が出たときには、枠を超えていくこと、今まで自分が正しいと思っていたことが変えられていくことがメッセージとして出る場合も。

?カードを通じた無意識からのメッセージ

法王のカードがでたときは、無意識が、「良心を大切に」と教えてくれること、反対に「ルールに従うだけになっていませんか」ということを教えてくれているのかもしれません。

タロットは当て物の占いとして用いるのではなく、代わりに決めてもらうためのものでもなく、

タロットを通して現状や今後の可能性、対策などを俯瞰してみつめ、今をどう変えるかということ、問題や人生を考えるためのツールとして助けになってくれるものです。

あたかも決まっているかのような未来に一喜一憂することなく、豊かな未来にしていくための一歩を踏み出すためにカードを用いることができますように。

個人セッションの詳細は下記からご覧いただけます。

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お読みいただきありがとうございました!

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