
こんにちは!シンクロカウンセラー、如月ゆうです。
今日はカップの5についてのお話です。
絵柄からもがっかりしていること、悲しんでいることが伝わってくるカードです。
何か願いが叶わなかったんだなということをうかがい知ることができます。
何に対してがっかりしているのか、こういう絵柄のような心境になっているのかを読み取っていく必要があります。
絵柄を見ると、目の前には3つのカップが倒れてこぼれています。
愛する人を失ってしまったような悲しみ、喪失感、落胆している様子がわかりますが、
まだ後ろには2つのカップが残っているので、希望や可能性があることも示されています。
目の前には川が流れていますが、川の流れのようにと歌にもありますが、
川が流れるように、時間の経過とともに
後ろにある2つのカップに気づくことができること、
気持ちが癒えてくることや、希望が持てることが示されています。
また、実際にはそれほど憂鬱になる出来事ではないようなこともあります。
その人にとっては、という主観的な部分が大きいカードです。
がっかりすることや、願いが叶わないようなことがあるかもしれないけど、
別の形で叶えていこう、やり方を変えていこうとすることで
別のものを得られる状況であることもわかります。
正位置ででると、願いが叶わないこと、期待がはずれること、残念な結果や厳しい現実を表すことが多いのですが、
逆位置ででると、未練や諦められないこと等、それがさらに強まる場合もありますが、希望が湧いてくることや別の喜びに気づくこと等を表すこともあります。
私が今でにカップ5が逆位置で出た場合を振返ると、
自信をなくすようなことがあって落ち込んでいた時に、希望が持てた、嬉しい気持ちになれたというようなことが多いです。
励ましの言葉をもらって元気になった、嬉しい気持ちになったとかですね。
ペンタクル5の逆もそんな感じで、ペンタクル5の場合は、実際に現実の出来事に焦点があたり、
寒いとか何か失う、とか五感で感じるものですね、それに逆位置だと希望が見えたりする感じで、
カップだと、感情的に回復するみたいな、悲しかったり元気がなかったけど希望をもてたみたいな様子が逆位置で表されることが多いです。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
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参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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