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【タロット】小アルカナカード*ソード2

続いてのカードはソードの2です。

目隠しをした状態で2本の件を交差させて持っています。

背後には穏やかな海が見えます。月もでています。

このカードは、相手の出方によって自分の方向性を決めるということを表します。

目隠しをしているので、事の真相がわからない状態であったり、見ようとしていない状態であることがわかります。

だからどう動いてよいかわからないけれども、ずっとこのように剣を交差させて持ってはいられないように、

緊張感がある状態であり、

この状態がずっと続かないことも示されています。

その時が来れば動く、そのようなカードです。

この人物は感情を入れないようにしている、淡々としている、そのような状態で、

周囲の人の出方に合わせた発言や行動をしている状態であるので、

表面的であることがわかります。

ですので、こちらも他のカードと合わせて読んでいく必要があります。

正位置ででると、とりあえずの対処、冷戦状態、表面上の平和・調和・一致、情のない親交等を表し、

逆位置で出た場合には、不調和であるということなのか、静かに持っている剣を振り回すような精神状態であるというのか読む必要があります。

逆位置だと、均衡が破れる、事態が動き出す、不満を抱く、相手から離れていく、自制心の欠如等を表します。

参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月

    ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月

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