Blog

【タロット】小アルカナカード*ソード5

続いてのカードはソードの5です。

絵柄からもあんまり良さそうなカードじゃないなあと見て取れますね。

なんだか悪意を感じさせる、そのようなカードです。

よく見ていくと、手前にいる人物は剣を得たような様子、

負けた2人の人物は剣を置いて去って行っています。

手前にいる人物と敗者が戦ったのか、戦うまでもなかったのかはわかりませんが、

損得や利益を追求しての戦いであったり、相手を打ち負かしたい気持ちであったり、

私利私欲がうきぼりとなっているカードです。

空が薄暗く描かれていることからも、悲しみや傷が伴っていることがわかります。

このカードがでた時に気を付けてみていく必要があるのは、傷ついた側なのか、

傷つけた側なのかということです。

読み誤らないようにするためには、アドバイスカードをひくときもそうですが、

誰が主語になるのかを決めてカードをひいていくとよいです。

誰が何をしたのか、されたのかを設定して読むということですね。

あるいは、逆位置だと、傷つけられた、正位置だと傷つけたと読む場合もあります。

ソードの3も傷を受けたことを表すカードですが、

ソード5との違いは、他者による悪意が介在しているかどうかということです。

ソード3は介在しません。

正位置ででると、人を傷つける、傷つけられる、だましたりだまされる、不名誉な勝利等、

逆位置ででると、もっと裏目にでるか失うものが大きいと読んだり、先ほどお伝えしたように、傷つけられた側として読むこと、あるいは、正位置の意味合いが弱まるとして読みます。

参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月

    ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月

*************


https://you-kisaragi.com/

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP