こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。今日はペンタクル5のカードについて。
親子が雪の中を歩いていて、足にはケガをしている様子です。
でも歩いているのは教会の前、助けはある、そのように感じることができます。
絵柄からも、貧しさや、人の手助けが必要な状況であることがわかるように、何等かの痛手を受けているような状態です。
何か損失のある状態で、ペンタクルは物質的・感覚的なものなので、お金や物にとどまらず、
それが友情や愛情であったりすることもあります。
協力をしてもらえると思ってた人から協力してもらえないとか、期待を裏切られるような時もでることがあります。
周囲のカードをみて、何の損失がある(あった)のかを見ていく必要があります。
教会の明かりはついていて輝いていることからも、希望があることも同時に表しています。
人から助けを受けることで失わずに済むとかそれほど大きなことにならないとか、
そう言った可能性を望むことができます。
日常的にそのようなことはよくあるので、それほど気にする必要もないカードですが、
周囲のカードの出方や相談の内容によっては、ダメージも大きいことが想定されます。
正位置ででると、失うものがでること、損失や損害、落胆、援助が必要な状態、ハンディを背負う、
逆位置ででると、それらが強調される場合もあるのですが、
展望がみえる場合もあり、具体的には人の優しさを感じるとか、助けてもらえるとか、前向きになれるとか、そんな状況を表すこともあります。
昨日の私はペンタクルの5の逆位置でした。
上記の説明を読むと、どんなに大変だった日なのだろう?と思った方もいるのでは・・
でも、実際は、とても素敵な一日でした。逆位置だからということもあるかもしれませんが、本当にカードは良い悪いではないよ、ということを教えてくれます。
そして、ユーモアたっぷりにでてきてくれることもあるんですよ。
さて、昨日の私なのですが、私は昔から歌を歌う活動をしていて、昨日は野外でのステージに呼ばれて歌ってきました。
ちなみに、同じ名前で歌の活動をされている方がいるようなのですが、その方とは別人です。名前は、違う名前で活動しています。
昨日は、野外なのに、雨が降っていてとても寒かったんですね。
でも、主催の方がひざ掛けを用意して下さっていて、あたたかく過ごすことができたんです。
寒さをしのげたと言う意味でも、人のあたたかさに触れられたという意味でのペンタクル5という状況がひとつ。
あとは、やっぱり野外なのに雨だったので、屋根はあったので実施はされましたがお客さんが少なくて思うようにいかなかった、という意味合いでのペンタクル5でもあるでしょうか。
でも、雨の中観てくれたお客さんもいて、優しさにあたたかい気持ちになれた方が印象的だったので、損失とかいう意味合いよりも、前者の意味合いでのペンタクル5かなという感じ。
そして、無事に終わった後は、仲間とお疲れさまをして、その時にも、優しい仲間に囲まれて感謝だな、という気持ちにさせられたので、そういう意味でもペンタクルの5の逆がしっくりきます。
逆位置をとると、正位置の意味が強調されるか軽減されるか、、というところで、
今回は軽減されたパターンですね。
でも、ネガティブな意味合いが強くなるカードというのは、逆位置ででると、良い意味あい(いい悪いではないのですが)に変化することが多いようです。
ちなみに、ボトムカードはソード6の逆位置。寒いけどここから離れることのできない状況、を表していたでしょうか。ユーモアを感じました。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
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参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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