こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。

今日は小アルカナのエースカード、ワンド１について・・

ワンドは、意志・熱意・ひらめき等を表すカードです。

湧き上がってくる気持ち、を表していると言えるでしょうか。

自分の意志とは関係なく、気持ちって高まりますよね。

人でも趣味でも、何か好きになったときとか、何かになりたいと思った時など、

好きになる努力とか、なりたいと思うように努力をするのではなく、

気が付いたらそういう気持ちが湧き上がった、という感覚だと思います。

例えば私は占いを仕事にしていますが、

「占い師になる努力」はできても、「占い師になりたい努力」というのはできないですよね。

ワンドは、そういう湧き上がってくるものを司ります。

そしてそのワンドの一番初めのカード、ワンドエースは、それら（意志、熱意、ひらめき）の始まりを表します。

ワンドエースの絵柄を見ると、雲からでた右手がワンドを握っています。

右手というのは、「右腕として働く」などという言葉があったり、

利き手である人も多いですが、意味合い的にも強さとか祝福を表します。

何かのエネルギーを持っている。そしてそれによって活力や創造意欲が湧き上がっている。

そんな状況です。

そのため、このカードがでても、特に何か目に見える出来事として何かが起こるとは限らないのです。

正位置ででると、はじまり、新たな野心、欲求、目的、未来への第一歩、強い意志、情熱、アイディアがわくこと等、

逆位置ででると目的のないエネルギー、決意が揺らぐ、エゴ、プライド等を表すことがあります。

私の昨日の一日を表すカードは、ワンドエースの逆位置でした。

実際、特にこれといったエピソードが語れないことからも、

「何かが起こるとは限らない」＝「何も際立ったことは起こらなかった」

一日でありました。

でも。8月の最後の日で、この日は魚座満月。

終わっていくエネルギーの強い日で、鑑定依頼も多い一日でした。

あとは、家族から「〇○したい」と言われていることに対して、

気が乗らないなぁ、そんなことを考えていた日でもありました。

素敵な未来は今日の積み重ねから。

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参考文献：井上教子　タロット解釈実践事典　2000年8月

　　　　ジョアン・バニング　ラーニング・ザ・タロット　2007年8月

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