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【タロット】小アルカナカード*ペンタクル6~援助することされること。

こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。

今日は、ペンタクル6のカードについて。

このカードは、自分のことをリーディングすると、わりとよく出ることの多いカードです。

ペンタクル6は必要としている人に、金銭を与えている絵柄です。

適当に差し出しているのではなく、左手に天秤をもっているので、

どれくらいが必要な量なのかをはかり、必要な量を必要なだけ差し出している状況であることがわかります。

このことからも、ただ何かが得られるという状況というよりも、

きちんと必要を伝えていき、その要求が適切なものであれば聞き入れてもらえるような状態であることがわかります。

ですので、相手に必要としていることが伝わらなければ、受け取ることができないこと、相手は与えようがないことでもあります。

逆に、自分が与える立場として描かれている場合もありますね。

人間関係や恋愛でみると、ギブ&テイクのバランスが整っているような、フィフティ・フィフティ、助け合っているような状態であることがわかります。

力のある人から協力が得られるとか、助けてもらえるということを示す場合もあったり、

良い協力関係が築けて物事が良い方向に進むということもあります。

施しを受けている側の立場からみると、お金をもらって救われる様子がわかることから、

問題や困難などが生じている場合は、助けが得られて乗り越えられることがわかります。

さて、ペンタクル6は、わりと出ることの多いカードだとお伝えしましたが、

例えばこんな感じの状況を示すことがあります。

・困っている人に対して、やりすぎるでもなく、足りないでもなく、ちょうどよいサポートをしたと感じられる時。

・サポートしてくれる仲間を探している時に、お相手の方から率先して助けてもらえた。さらに、助けていただいた方に結果的に喜んでもらえる状況になった時。

・いつもサポートをしていただいている方に、恩返しのようなことが出来たと感じられた時。

・ちょっと負担に感じたが自分の時間を差し出したことで、やってよかった、と思えた時。

等でしょうか。

上記から感じることは、ただ単に与える側と受け取る側ということで、受け取る側が弱者ということはなく、その時は与える側と受け取る側になっていたとしても、対等な協力関係であるということです。

恋愛でいうなら、お互いに支え合っている関係ということがわかるでしょうか。

上記のように、正位置ででると、受け取るべきものを受け取れる、援助をされる・する、要望が通る等の意味合いになることが多いですが、

逆位置になって振り幅の大きい解釈をするなら、与えすぎ=おせっかいとか無駄に尽くすこと、浪費あるいは受け取り損ねること、出し渋り=ケチ、ギブ&テイクが成り立たない=不当な扱いを受ける、報われない等を示すこともあります。

素敵な未来は今日の積み重ねから。

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参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月

    ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月

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