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【タロット】小アルカナカード*ワンド10~たくさん抱えてるけど苦しいとは限らない。

こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。

今日は、小アルカナのワンドの最後、ワンド10のカードです。

たくさんのワンドをもって歩いていることから、

自分のキャパを超えた状態であるとか、もうこれ以上は抱えきれないよとか、

精神的にも負担がきていることが表されています。

このカードが出た時には、いろんな意味で荷が重い状態であることや、

場合によっては継続していくのに、負担を軽減するためにやりかたを変える必要があるとも言えますね。

でも、しっかりワンドを抱えている=困難を乗り越え、成功する、という可能性も見えるカードです。

たくさん持っている、というところから、チャンスとか課題とか責任等をたくさん手にしていると言う状態であることもあります。ワンドなので、それは自分自身の情熱をかけているものです。

ですので、一見しんどそうでネガティブに見えるカードではありますが、悩みによっては、この状況から逃げずに踏みとどまり努力を続ける価値はありますね。

そしてこの人物は後ろ姿が描かれています。後ろを向いているというのは、内向していることを表します。ですので、たくさん抱えていることに対して自覚があることも多いです。

自覚があるのにその状態でいるということは、理由があったり、時に葛藤があったりするわけなので、

他のカードとあわせて読んだり、相談者さんの心境や状況に合わせて、アドバイスも変わってきます。

正位置で出る場合は、大変だけど充実しているということも多いので、時には力を抜きつつ努力を続けてね、きっと成果がでると、と励ますことがポジティブに働くことも多いです。

逆位置ででた場合には、自ら背負い込んだのではなく背負わされた状態とか、

苦痛のピークが過ぎて徐々に楽になっていく状態とか、いよいよギブアップしてしまった状態等を表します。

ですので、苦しいとか大変な状況にあるというのは正位置と同様であっても、嫌になってしまっていたりとか、精神的なしんどさが増しているイメージです。

逆位置の場合は、抱えているものを手放すことだったり、一人で抱え込まないことだったり、やり方をかえる必要があることも多いかもしれません。

昨日の私は、ワンド10の正位置。

今までやっていたお仕事を大幅に減らして、この占いにたくさん時間をかけていきたいと決心をして、

9月から始動しているところでした。

今まで電話鑑定は予約がメインで自分から待機することはほとんどなかったのですが、時間を決めて待機をしてみると、

新しいお客様との出会いもたくさんあります。

確かに、たくさん抱えている状態ではありますし、人の人生に寄り添うということは大きな責任で、荷が重いのは事実です。

真剣に相談に向き合い、相談して下さる方の幸せを願って鑑定するなら、荷が重くならなきゃおかしい。

でも相談してくれる方がいるから、力をいただき励まされていて、充実しています。

それこそ、慣れてくれば、ワンドを10本抱えていても今より楽に持つことができるようになるかなと感じます。

素敵な未来は今日の積み重ねから。

個人鑑定、タロットの個人レッスン、随時受付中です。

詳しくはホームページのメニューをご覧ください。https://you-kisaragi.com/

参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月

    ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月

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