２２枚の大アルカナカードで２１番の番号が振られているのは世界です。
世界の読み方は、日本語でせかい、英語でTHE WORLD(ザ・ワールド）です。
大アルカナの一番最後のカードになりました。
完成を表す世界のカードであり、調和や最高を象徴するカードですが、
それは必ずしも願望の成就を表すとは限らないのがこのカードの特徴でもあります。
太陽のカードが表していた地上における成功や幸福とは次元が違い、
最高の状態＝願望が成就することとは言い切れないものだからです。
ゴールであることも表すのと同時に、これ以上先に進むことはできないことも表しますので、
現状にこのカードがでると、恋愛の場合は、これ以上の関係に進むことは難しいことを表すこともあります。
このカードがでたら、成功や完成を表しているのか、終焉を表しているのか、人の心理状態を表しているのか等、
他のカードともあわせてみていくことが必要です。
正位置ででると、最善、ベスト、合理的な解決、完成、最終段階、
逆位置やネガティブな意味合いででると、限界、終わり、未完成、不完全、挫折等を表します。
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