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22枚の大アルカナカードで、2番の番号が振られているのは女教皇です。
女教皇の読み方は、日本語でおんなきょうこう・じょきょうこう、英語でTHE HIGH PRIESTESS(ザ・ハイプリーステス)です。
?カードの絵柄
女教皇の絵柄をじっくり見ると、丸と角の生えたようなものをかぶっています。
そして服はほぼ水色、カードの背景も青いです。
この人物はじっと前を見据えていて、静かでクール、厳しそうにもみえます。
足元には三日月があって、Bと書かれた黒い柱、Jと書かれた白い柱もあります。
ザクロの模様が描かれたタペストリーもかかっています。
そしてこの人物はTORAと抱えた書物を持っています。
?絵柄が示す象徴
丸と角の生えたようなかぶりものは、エジプトの女神を由来とした知恵の象徴で、ブルーの色味からは静けさも伝わりますし、精神性の高さも感じさせられます。
正面を見据えている絵柄からは、意志の強さを感じます。魔術師が立っているのに比べて、女教皇は座っているので、行動するというよりは、動こうとしていない状態であることも感じられます。
描かれている月は満ち欠けをするように、感情の波があること、不安定も持っていることがわかります。また、月に加えて、ザクロからも、女性性が象徴されています。
そして白と黒の柱は、対立するものがあること、光があって闇がある、昼があって夜があるなど、両方が存在するからバランスがとれているということを示しています。
書物を持っているので、知識・知恵があるということもわかります。
?カードが示すイメージ(状況や心理)
この絵柄から、どんな状況や心の状態がイメージできるかな、ということを考えてみると、
「冷静」「静か」「直感的」「受動的」「内省的」であることが感じられます。
そして、女教皇は、対立するもののバランスをとることを示してくれていることもわかります。
たとえば、冷静でいるためには「感情に流されすぎないこと」と「感情を抑えすぎないこと」のバランスが必要です。冷静で感情を表に出さないようにみえるけれど、それは感情を否定しているわけではなく、感情をコントロールし、冷静に保っている状態のようです。
また、本を持っているから、知識や知恵(思考)も大切にしているけれど、月のような感情・直観も大切にしていることもわかります。
?正位置・逆位置を考えてみる
この後にこの人物はどうするのだろうと考えてみると、
このままバランスをとり続け、静寂を保つのかもしれないし、
誰かが訪問に来たのなら、静かにじっくりと話を聴くのか、あるいは、今静けさを保ちたいからと訪問を拒否するなど融通が利かないのか・・
感情をコントロールし、冷静に保とうとしているけれど、感情が優位になりすぎて情緒不安定になるかもしれません。
?リーディングのヒント
相手の気持ちを見た時に、女教皇が出た場合だと、
あなたのことを深く知りたいと静かに観察しているかもしれません。自分の感覚に向き合って、相性を確認している場合もあるかもしれません。
自分の心の深いところをみせたい、そう感じていることもあるかもしれません。
あるいは、自分の何か大切な部分をみせることをまだできないでいることを示している場合もあると思います。
?カードを通じた無意識からのメッセージ
女教皇のカードがでたときは、無意識が、「冷静に落ち着いて深く考えてみてね」「本当に大切なものは何?」そんなことを教えてくれているときなのかもしれません。
タロットは当て物の占いとして用いるのではなく、代わりに決めてもらうためのものでもなく、
タロットを通して現状や今後の可能性、対策などを俯瞰してみつめ、今をどう変えるかということ、問題や人生を考えるためのツールとして助けになってくれるものです。
あたかも決まっているかのような未来に一喜一憂することなく、豊かな未来にしていくための一歩を踏み出すためにカードを用いることができますように。
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お読みいただきありがとうございました!
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