22枚の大アルカナカードで、9番の番号が振られているのは隠者です。
隠者の読み方は、日本語でいんじゃ、英語でTHE HERMIT(ザ・ハーミット)です。
同じ「者」が付く「愚者」とは全然雰囲気の違うカード。
愚者は何にも考えていない感じ、隠者は深く考えている感じと正反対のようにも思えます。
隠者は、悟りの境地。
灰色のマントからも、自我がなく、虚勢もはらず、何かを言うでもない。
このカードで何かを読み取るには、この隠者に表されているような
奥深い何かを読み取っていく必要があります。
そんな隠者は知恵を表すカードでありますが、
魔術師のカードと比較すると、魔術師は人が成長する過程で培う知識や応用力、語学に関する能力等をさし、
女教皇の場合は二兎が生まれ持って持っている本能的な生きるための知恵、直感や洞察力ですね。
そして教皇は道徳やモラル等を基準にした導きです。
隠者の場合は、神秘的な知識、悟り、内在する知恵。奥深さが強調されています。
正位置ででると悟りや精神世界、修行、寝異性、沈黙、探求等。
逆位置ででると引きこもりであったり、孤立しているといったネガティブな読みになります。
考えようとしていない、わかったつもりというようなことも表したりします。
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