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22枚の大アルカナカードで、9番の番号が振られているのは隠者です。
隠者の読み方は、日本語でいんじゃ、英語でTHE HERMIT(ザ・ハーミット)です。
そんな隠者は知恵を表すカードでありますが、
魔術師のカードと比較すると、魔術師は人が成長する過程で培う知識や応用力、語学に関する能力等をさし、
女教皇の場合は二兎が生まれ持って持っている本能的な生きるための知恵、直感や洞察力ですね。
そして教皇は道徳やモラル等を基準にした導きです。
隠者の場合は、神秘的な知識、悟り、内在する知恵。奥深さが強調されています。
正位置ででると悟りや精神世界、修行、寝異性、沈黙、探求等。
逆位置ででると引きこもりであったり、孤立しているといったネガティブな読みになります。
考えようとしていない、わかったつもりというようなことも表したりします。
?カードの絵柄
隠者のカードは背景が薄い青のようであり、灰色がかってもいます。灰色のマントに、ランタンを持っていて、目を閉じ考え込んでいるような、悟っているような表情です。
杖とランタンの光だけが黄色で描かれていますが、太陽はでておらず薄暗い状態。足元も崖のように見えます。
?絵柄が示す象徴
隠者の背景の色になっている、薄い青色は精神性を、灰色は物質的なことや試練を象徴することもあります。この物質世界と霊的世界のはざまに居るような状態とも解釈できます。
隠者のひげは白いですが、背筋はまっすぐで、必ずしも隠者は老人とは限らないということから、隠者のような状態、悟りの境地になるのに、年齢は関係がないことがわかります。
?カードが示すイメージ(状況や心理)
同じ「者」が付く「愚者」のカードとは全然雰囲気の違うカードで、愚者は何にも考えていない感じ、隠者は深く考えている感じと正反対のようです。
隠者のカードをみていると、孤独に一人でいるようであるけれど寂しさを感じている状態ではないこと、何かを悟っているようであること、
深く考え探求しているようであること、真実を知っているというようであることが感じ取れます。誰かと会話をするのではなく、自分自身や霊的存在と対話しているようでもあります。
?正位置・逆位置を考えてみる
この隠者はどうなるだろうということを考えてみると、カードの象徴していることをさらに深めることができます。
自分自身に深く向き合った結果、悟りの境地に達するのか、何か答えを得ることができるのか、心を静めて落ち着くことができるのか。
あるいは、考えることに嫌気がさしてしまい考えることをやめてしまうのか、わかったつもりになってしまうのか、
ただただ引きこもって孤立してしまうのか、他者の意見をとりいれずこだわりが強くなってしまうのか・・・ということを考えることができます。
?リーディングのヒント
相手の気持ちみたときに隠者が出ると、あなたがどういう気持ちでいるのかと相手が深く探求しているのかもしれないし、
あるいは今は自分の気持ちとしっかり向き合いたいと考えているのかもしれません。
何らかの理由があって、今は一人で考えたい、一人の時間を大切にしたいと考えている場合もあります。
?カードを通じた無意識からのメッセージ
隠者のカードが出たときは、静かに自分に向き合うことが大切な時であることを教えてくれています。内からでる答えに導かれることもあるかもしれないし、隠者のような助言者に出会えるのかもしれません。
タロットは当て物の占いとして用いるのではなく、代わりに決めてもらうためのものでもなく、
タロットを通して現状や今後の可能性、対策などを俯瞰してみつめ、今をどう変えるかということ、問題や人生を考えるためのツールとして助けになってくれるものです。
あたかも決まっているかのような未来に一喜一憂することなく、豊かな未来にしていくための一歩を踏み出すためにカードを用いることができますように。
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お読みいただきありがとうございました!
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