こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。
今日は、ソードの最後のカード、ソードの10のお話をしてみたくなりました。
ソード10の意味を検索すると、怖い事がたくさん書かれていますよね。実際にそのような辛い状況を示していることもあるんですが、
そんなに恐れなくていいよ、ということを伝えたくて書いています。
背中に剣が10本突き刺さり死んでいるかの絵柄・・・出てほしくない、だれもがそう感じるかなと思います。
実際に警告のカードであり、過去にでた場合等は、どん底に落ちるような体験、ああ、あのことだったよねとわかることが多いです。
周囲のカードもみて、同じソードのカードや、現実的なことを表すペンタクルのカードと一緒にでている場合等はより注意が必要です。
ただ、背景を見てみると、ソード9のように黒だけでなく、黄色い光が差し込んでいることがわかります。
最悪な状況ではあるが、これ以上は悪くならない、あとは上昇するのみ、好転の兆しがある、そういったことを示すカードでもあります。
逆位置で出た時の解釈としては、事態が好転していることに焦点があたる場合や、一時的なことであると示す場合、
自分の思い癖等によって苦しいところから脱出できない、次に進めない状態であることを表すため、周囲のカードとあわせてみていく必要があります。
恋愛で相手の気持ちでみた場合等は、関係が崩壊している場合、相手はそれは望まない別れであったことがわかりますし、現状に失望していることがわかります。
もうどうすることもできないというような、終わってしまった、という気持ちを持っている状態を示しています。
なんらかの最悪とか、困難とか苦痛を感じているという状態ですね。
でも、、、
今までの私がこのソード10を引いた時の相談者さんの状況ってまちまちです。
いくつか記載すると、、、
①過去の位置にソード10がでていて、確かに九死に一生を得たような状態になっていたこと。
②目標に向かって努力しているが思うように成果が出せず、考えても考えてもうまくいかず苦しい状態にあるという時。
③その日何事もなく終えたが、その後体調を崩し発熱して、回復に時間がかかった
上記の例を挙げると、確かに実際に体調を崩したり、悩みすぎて疲れ切った、というような状態ではありますが、
①も③の事例の方も一週間程で元気に回復されていますし、何も後遺症は残っていませんし、
小アルカナでもあり、一時的なそういった状況を示すことが多い印象です。
もちろん一時的にでもこのような状態にはなりたくありませんが・・・
そして、次がお伝えしたかったことなのですが、
こんなケースでもでたことがありました。
「悲劇のヒロイン」を演じている時、です。
私って可哀そう、私傷ついた、もう嫌、みたいな、
そんな風に精神不安定になって、自ら恋人に勢いで別れを告げるみたいな、そんな場面ですね。
ソード10のカードって、剣が10本も体に刺さっているんですが、
血がでてないんですよ。
そう考えると、血が出る程の(心、体の)痛みじゃない、というようなことを示すこともあります。
本当にこのケースは大したことなかったです。
そうそう、「針治療」がいいよ、というような意味合いででることや、
肌のトラブル「じんましん」として出たんじゃないかなということもあったことを思い出しました。
そんな訳で、もし未来に出たら、そうならないようにしっかり対策をみていけば、
そんなに心配しなくて大丈夫とお伝えしたいです。
なんでこういう結果になるのかな?と原因を考え、気づきを得ることである意味、
この問題の学びをしたことになりますから、回避していくことができたり、かなり小難に抑えることもできます。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
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参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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