続いてのカードはソードの3です。
見た目からして、あまり良いカードではないなと言う感じですし、出てきたらちょっとショックを受けてしまいそうですね。
絵柄の通り、悲しみを体験する(している、した)ことを表すカードです。
このカードは、誰かの手によってカードが刺さっている訳ではないことから、
避けることができないけれども、何か悪意が介入している訳ではない、ということがわかります。
例えば自分のやり方や考え方を貫いた結果傷つくことであったり、気持ちが理解されなかったり伝わらないこと等があったとして、
誰に責任があるわけでもないんだよ、考えが一致しないことは誰にでも誰とでもあるんだ、ということが示されています。
とは言え、このカードがでたからといって、不幸になるというわけではありません。
ここを通ることによって得られる喜びや幸せがあるものです。
正位置で出ると、別れや解散、悲しみ、人との不和、断ち切る、攻撃を受けること、
逆位置ででると精神的に不安定になる、敵意を抱く・抱かれる、争い等を表します。
参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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