続いてのカードはソードの6です。
絵柄からも、身を守って安全な場所に逃れているかのカード。少しほっとできる状態になりそうということが感じられます。
船には親子がのっています。
船には剣が突き刺さっている・・・なぜでしょう。
敵からの襲撃から身を守るため、船の穴を剣でふさぐため・・・?
いずれにしても、そこまでしても船を使いたかったことがわかります。
ソード5から続けてみると、
ソード5で傷つけられた側が撤退していくことであったり、今よりも安全な場所であったりに移動すること、
また、剣を工夫して使っていることから、発想の転換をして逃れること等を表します。
このカードがでると、引っ越しや移動、転職などを表すことも多くなります。
現状により、より良い状況となっていく、とポジティブな解釈なる場合もありますし、
場合によっては、逃れるしか他に道はないというような追い詰められた状況を表す場合もあります。
アドバイスを聞き入れない、不満は多いけれども行動しない等の場合、現状にこのカードが逆位置ででることもあります。
正位置で出た場合、考え方や方向性を変えること、自ら動いて環境を変えること、移動、変化、問題の解決等を表し、
逆位置で出た場合は、冷静さの欠如や変化への抵抗などを表します。
参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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