こんにちは。如月ゆうです。

今日は、タロットがどうして当たるのか？ってお話を少しできればなと思っています。

昨日は私の占いに対しての考え方、私は自分自身は占い師とは違うと思っている、ってお話をしたのですが、

じゃあなんでタロットを使っているの？っていうところを

もう少しお話したいと思いました。

占いに対して怪しさを感じている方も、占いって怖いと感じている方も、

私になら、話をしてみてもいいかな、そんな風に思っていただけたら嬉しいです。

私は小さい頃から、マドモアゼル愛先生が書かれていた「マイバースディ」の雑誌を楽しく読んでいて、その頃は、なぜ当たるのかなんて考えもせずにいたのですが、

本格的にタロットを使うようになってからは、なぜ当たるのかをはっきりさせたいと思うようになりました。

たくさんの方の相談をお受けするのに、「当たるか当たらないかわからない」「怪しい」

そんな風に思われることもある占いに対して、根拠のないことにお金をいただくのは嫌だったからです。

ちゃんと科学的とか、学問として説明できる・・もちろんどんな世界にも未知の部分はあるけど、いい加減ではないということ、

神秘的ではあっていいけど怪しくはありたくない、そんな想いでした。

なぜ、タロットは当たるの？

その答えは、

「ユング」という心理学者が提唱している「共時性（シンクロニシティ）」の法則で説明することが出来ます。

シンクロニシティというのは、「意味のある偶然の一致」のこと。

私の友人の話ですが、家族が亡くなった時にイヤホンに大きく雑音が入ったので今亡くなったのだとわかった、実際にその瞬間にご家族が亡くなっていた、ということがありました。

他にも、Aさんのことを考えていたら、Aさんから連絡が来た、というようなこともそうですね。

私も頻繁に経験します。

タロットは、そのような意味のある偶然（シンクロニシティ）を意図的に作って、現状や自分や人の気持ち、今後の可能性等をみることができるのです。

心理学の世界で説明されていることに当てはまることからも、

占いはひとつの学問として捉えることができ、やはり未来の可能性を知ることのできるツールの一つであると考えています。

ここで大切なことは、タロットでみている未来は、決まっている未来ではなく、「現状」であるということ。

「決まった未来」がでてきている訳ではなくて、「今の状態だと受け取る可能性が高いであろう未来」なんですね。

厳密にいうと、決まっている未来もあるのですが、それは未来を自分の力で変えられないこととは違うのです。

このことについてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

だから、「当たる」のは、現状や過去なんです。

カードでこんな過去や現状がでている、それと相談者さんが話してくれた過去や現状とすり合わせていく、

そうそうそうなんですと思うことが「当たる」と言われるところだったり、

なるほどそういうこともあったのか、とか、こういう風に思っていたけどこういうことだったのか等と「発見」があったりする。

現状を自分の視点だけでなく、カードから客観的に分析することができるのです。

現状をしっかりと把握することで、

叶えたい未来、目標に今何ができるか（行動）が明確になっていきます。

行動を変えるから、

タロットででてきた、「今の状態だと受け取る可能性が高いであろう未来」が変わるんです。

大切なのは、「当たること」じゃなくて、「幸せになること」

そのためのきっかけのひとつとして、タロットを使っています。

素敵な未来は今日の積み重ねから。

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