こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。今日は、ソードのナイトについてです。

「ソード」は、思考や判断、言葉による表現を表すスートです。

そしてナイトは、コートカードの中では一番動きがある状態なんですね。

絵柄をみても、すごいスピードで前進している様子がみてとれます。

脇目もふらずに、自分の目的に向かって、計画や任務を遂行していこうとしている姿です。

それでいて冷静さももちあわせて的確な判断をする、実行力もある、そんなことが示されています。

ワンドのナイトとの違いは、ワンドの場合は自分の心から湧き上がってくる想いからの前進と言う感じですが、

ソードのナイトの場合は、評価されることや成果をもとめて動いているのが特徴です。

何か問題があるのなら、それに対して解決しようとする積極性が感じられたり、自信も持って行動している、そんな状態です。表情からは、覚悟、決心も感じられますし、厳しい状況に立ち向かっていることも感じられます。

正位置ででると、そういった挑戦、行動が良い結果に繫がる等、考えたことを行動にすることがポジティブな結果をもたらすことが意味されます。

逆位置だと、自分の考えや行動に自信を持てず思うように動けない状態であるとか、感情的になり失敗してしまうこと等が示されます。

昨日の私は、ソードナイトの逆位置。

自信を持てなくなるような気持ちになったので、まさにと言う感じです。

最近、電話鑑定やチャット鑑定を多くお受けしているのですが、今までになく難しい相談がありました。

鑑定では、どのような状況にあってもその中にある希望をしっかり見つけてお伝えし、望む未来に向かっていくアドバイスをしていくのですが、

自分がお伝えしたことが相談者さんの力になったのか、励ましになったのか、役に立ったのか、ということは、永遠の課題であると感じます。

鑑定後、このお伝えの仕方でよかったかなと悩むこともあります。

寄り添い、相談者さんの望む未来を一緒に見て、私に何かできるか、どうお伝えしたらよい方向へ進むかを考える、

それを強く持って進んでいこうと気持ちを新たにしつつ、そんな悩みも抱いた日でした。

素敵な未来は今日の積み重ねから。

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参考文献：井上教子　タロット解釈実践事典　2000年8月

　　　　ジョアン・バニング　ラーニング・ザ・タロット　2007年8月

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