22枚の大アルカナカードで、3番の番号が振られているのは女帝です。
女帝の読み方は、日本語でじょてい、英語でTHE EMPRESS(ザ・エンプレス)です。
大アルカナでは、多くの登場人物がでてきますが、
物事の状態が擬人化されて表現されていると捉えます。
女帝を見ると、ゆったりと、余裕をもって座っている姿が描かれており、
とても豊かな様子も見てとれます。なんでも持っている、そんなイメージも湧くでしょうか。
実り、繁栄等が表されていると感じられると思います。
豊かさは、愛情の豊かさも表し、また欲求が満たされるような豊かさも表されています。
背景の色は黄色であることからも、実りや、幸福等の明るいイメージを感じることができます
女帝はお腹がふっくらとしていて妊娠しているようにもみえますけれども、実際に妊娠や出産等を表すこともあるカードです。
盾にも豊かさを示す金星の文字がかたどられていて、稲穂もたくさん。
自然体のありのままで豊かさを受け取ることができている状態を示しています。
逆位置ででると、上記に示した状態が足りなかったり過剰であったりすることが前にでてきます。
女帝の場合は、過剰である場合にも逆位置ででやすく、
甘やかしであったり、ありのままがいきすぎてわがままであったりということを示したりすることもあります。
他にも、浪費や散財、見栄であったりを表します。
アドバイスで逆位置で女帝がでたときは、
他のカードを見ながら、わがままをいってよいんだよ、という風に読み取れることもありますね。
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