
さて本日から、ソードに入っていきたいと思います。
絵柄を見ると、王冠に剣がささっている様子が描かれていることから、
何かに対する計画や方向性等を示すことになるのがソードのカードです。
ワンドは情熱が湧きあがり、カップは感情が湧き上がり、
ソードは思考が湧き上がる、すなわち、いつどうしようというような具体性が出てくるイメージです。
エースカードに関しては、どのスートであっても、そのスートの象徴しているエネルギーを表すため、
具体的なリーディングが難しく、他のカードも合わせて読むことも必要になります。
タロットカードは、同じような意味合いでも、スートの違いによって心の中の違いが読み取れます。
例えば相手を好き、という感情でも、
ワンドであれば、早くあの人を落としたい、というような勢いだったり湧き上がる欲求のような感じ、
カップは好きがあふれる、大切であるという感じ、
ソードであれば、いつどうやってデートに誘おうかと計画しているような感じと、
同じ好きを表現するのでもだいぶ違ってきます。
ソードエースは正位置ででると、決定する、判断を下す、発案・企画する等、
逆位置ででると、挫折、目的を失う、考え不足、誤解、行き違い等を表します。
参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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