こんにちは。TherapyRoom* YOUの如月ゆうです。
今日は、22枚の大アルカナカードで18番の番号が振られているのは月のカードについてです。
読み方は、日本語ではそのまま「つき」、英語ではTHE MOON(ザ・ムーン)になります。
ちなみに月は惑星ではなく衛星ですが、
占星術では、月は女性性や感情等をつかさどるものとして、
惑星の一つとして扱われています。
※惑星・・・恒星(自ら輝く星・太陽)の周りをまわっている大きな星
※衛星・・・惑星の周りをまわっている星
このタロットの絵柄を見ると、月のカードではありますが、太陽に重なって描かれていることがわかります。
日食が描かれているのかもしれません。
今は夜でも電気のお陰で明るいので、不安を感じることはあまりないかもしれませんが、
暗いということはただそれだけで不安になり、神経質になったり、恐れたりの感情が出てきます。
絵柄から、動物たちがザワザワと不安そうにしているようにも感じられます。
背景には門柱が描かれているのですが、これは死神のカードでも描かれています。
そこからも、何か死の恐怖にも近いような、何だかわからないけれども漠然とした不安や、不安定で緊張感のある様子であることがわかります。
なんとなく暗くて不安というところから、まだ明らかになっていないことや、目に見えないことへの注意を促すカードとしても読み取ることが出来ます。
ですので、自分自身の直感や感情、思考に意識を傾け、現状をよく吟味したり、
日の光ではなく暗い月明かりが頼りな訳なので、スピードをもって疾走することがないように、
よく観察しながら一歩一歩ゆっくりと歩みを進める必要があることも物語っています。
正位置ででると、不安があるとか曖昧ではっきりしない状況とか、そこから連想されることとしては嘘とか秘密や隠し事があるとか、
気持ちであれば、不安があって悲観的であったり、気持ちがモヤモヤしていたり落ち着かない状態であったり、疑り深くなったり、ということが考えられます。
でも逆位置になると、そういった不安だったりはっきりしない状況から抜けてくる状態になってきます。わからなかったことが次第に明らかになるとか、不安が解消するとか安心に変わるとか、言葉通りの夜明けの状態であるとか、迷いがなくなるとか、そんな解釈になります。
さて、私の昨日の一枚は、月の逆位置でした。
まさに~と言う感じです。大アルカナは強い意味あいがあり、
本で言えば、一章、二章との章を意味する感じですね。
私という人生が一冊の本になっていて、月逆位置の章が始まったみたいな状態です。
ちなみに小アルカナは、章の中にあるエピソード、という感じです。
昨日の私の月を象徴する出来事は2つありました。
まず一つは、昨日は病院でMRIの精密検査をしたこと。
私は22歳の時に卵巣のガンになり、右の卵巣ごととっているのですが、
残した左の卵巣にも、これは良性のものですが腫瘤ができているんですね。
大きくなったりガンになっていないかと経過を追っていたのですが、しばらく受診していなかったんです。
きちんと健康管理をしていこうと思うきっかけがあり先日受診し、先生から検査するように言われ、
昨日が検査だったのです。
受診をしておらず曖昧にしていたことをきちんと検査し、はっきりさせようとした日でした。
そしてもう一つは、40歳を迎え、気持ちを癒し明るく前向きな未来へ導く占いカウンセラーとして、
本格的に活動していくことを決心し、応募をしていた占いの会社さんに合格をいただきました。
約1ヶ月前に応募しテストなども終えて、どうなるかわからなかったことが結果をいただきはっきりした、そんな日でした。
素敵な未来は今日の積み重ねから。
個人鑑定、タロットの個人レッスン、随時受付中です。
詳しくはホームページのメニューをご覧ください。https://you-kisaragi.com/
参考文献:井上教子 タロット解釈実践事典 2000年8月
ジョアン・バニング ラーニング・ザ・タロット 2007年8月
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